遙かCANADAをANAで参る

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パラダイスバレー(A13)のハイキングー渓谷歩きと景観が楽しめるロングコース

ハイキング3日目、結果的には今回のラストとなりました。歩こうと思ったのは、レイクルイーズとモレーンレイクの間に位置するパラダイスバレー。ここは以前から歩きたかったコースで今回が初めてとなります。ここはBear Warningが多発するエリアでよくハイキングには4人以上のグループでなければならないという規制が発出されます。数年前、その規制が出ていなかったときを見計らってトレイルヘッドに降り立つと、先客のハイカーがちょうど熊の親子連れを目撃したとかで戻ってきていて、通行禁止の規制が出されたため断念したということがありました。その時に比べると今は熊がよく出没するエリアにあるトレイルは閉鎖となっていて、今年はその規制が出されていない状態でした。

 

当日の天気予報は午後から雨ということで、雨が降らないうちにたくさん歩こうと7時前にバンフを出発。トレイルヘッドはモレーンレイクに行く道の途中にあるので、これならレイクルイーズとともに混雑するモレーンレイクの駐車場も空いてるかもしれない、久しぶりにモレーンレイクを見ておこう、と向かいましたが、考えが甘く駐車場は勿論、手前の路肩にもズラッと車が停まっていてあえなく断念。こういう状態ならレイクルイーズ同様シャトルバスの運行をやってもいいのではないかと思いました(黄葉の季節には運行されるそうですが)。駐車場の拡張はこれ以上の自然環境への影響を考えると選択肢としてはNoGoodだと思います。

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モレーンレイクから引き返しパラダイスバレーのトレイルヘッドの駐車場へ。ここは適度の混み具合です。早速歩き始めます。

 

ここは全体としてそんなに標高差はなく、最初はパラダイスクリークに沿って歩き、そこからレイクアネットという小さな湖に向けて登ります。レイクアネットからはマウントテンプルの裾野を通り、クリークが階段状の滝になって落ちるGiant Stepという所を目指し、そこから引き返します。途中にはモレーンレークの人気ハイキングコースであるセンチネルパスにもトレイルが通っていて、モレーンレイクからラーチバレー、センチネルパスを通ってパラダイスバレーに抜けるワンウェイのコースも人気があります。これには車が2台必要ですが、ヒッチハイクをしてこのコースを歩く人たちを2組発見しました。いつかはやってみたいです。

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フェアビューマウンテンへの分岐道もあります。っていうことはここからレイクルイーズ方面への抜けられるのです。

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さて歩いていくとパラダイスクリークを何回か渡る橋を通ります。なかなか雰囲気が出ていていい感じ。

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レイクアネット。小休憩を取るのにはいい場所です。

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突然森林帯から視界が開けて、マウントテンプルの裾野が広がります。ここがパラダイスバレーの名前の所以らしいです。

f:id:goldenrocky:20170905232617j:plainお花も少し残っていました。いい匂いもしてきます。

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センチネルパスの岩でできたタワーも見えます。

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Giant Stepへは一旦下ります。

 

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Giant Stepに到着。階段状の滝になっています。もう少しゆっくりしていきたかったところなんですが、残念ながら雨が降り始めてきてしまったため、小休憩の後すたこら引き返すことになりました。標高差はそんなにありませんが、往復20キロぐらいになるので、歩いたなあという気持ちになります。もっと天気のいい日のもう一度歩きたいところです。

表題のA13は私の歩いたコースの整理番号です。詳しくはこちら↓

goldenrocky.hatenablog.com