遙かCANADAをANAで参る

ANA(全日空)やCANADA旅行などについてゆるりと綴ります

シタデルパス(A7)ハイキングー広々としたメドウを伸び伸び歩きます

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このコースは2007年と2016年の2回歩きました。雄大なサブアルパイインメドウを時間をかけて歩きその展望を味わえる、私にとってのお気に入りのコースの一つです。「カナディアンロッキーハイキング案内」では「シチドーパス」という名前でほんの半ページしか取り上げられていませんでした。これは本の出た当時は、起点であるサンシャインメドウのゴンドラの終点まで夏季はゴンドラ等が動いておらず、そこまで単調な約5キロの道を歩くのが一苦労ということで、あまりお勧めではないという取り上げられ方だったのではないかと推測します。しかしその後夏季にもシャトルバスが運行され、近年では週末にゴンドラが稼働するようになって起点へのアクセスは容易になり、手軽にこのお得なコースを堪能できるようになりました。ただ今夏は近くの山火事の影響で閉鎖されたり、消防士の消火活動の拠点となったりしていつもの夏とはいかなかったようです。

バンフの街からはサンシャインスキー場を目指してドライブ。ゴンドラ&バス乗り場のサンシャインビレッジからシャトルバス若しくはゴンドラを利用して一気に森林帯をパスして標高2200mの終点に向かいます。ここは今紹介している「シタデルパス」というより、ショートウォークでお手軽に景観が楽しめる「サイシャインメドウ」へ向かう人が大多数であり、ゴンドラ運行によってその数は飛躍的に増加してるとのこと。私が行った昨年はシャトルバス運行日だったのでそれほどとは思いませんでしたが、ゴンドラ運行の日はハイキング装備なくても楽しめるということで大勢の観光客が押し寄せるそうで、サンシャインメドウを歩きたいと思う人にとってはあまり静寂感はないことを覚悟する必要がありそうです。そうは言ってもサンシャイメドウの景色もなかなかのものですので、時間があまりないときやあまり歩きたくないようなときには行く価値は十分にあると思います。

一方シタデルパスの方はそんなに知られてないようで歩く人はそんなに多くありません。ここは徒歩でマウント・アシニボインを目指すルートになっているため、大きなキャンプ道具を背負ったバックパッカー達とはよくすれ違います。

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ゴンドラ終点で準備するハイカー達。

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ゴンドラ終点からしばらくはサンシャインメドウ方面の観光客とともに登って行き、途中で左に折れる道を進みます。ここからはハイカーも少なくなって雄大なメドウの景色を独り占めすることができます。すでに標高の高いところに上ってきているので、あまり標高差はありません。ゆるやかなアップダウンを繰り返しながら道を進んでいきます。

あとはまあ見てください、この景色。 

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クォーツヒル

 

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マウントアシニボインもクッキリ。

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シタデルパスのインフォメーションボード。

 

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もう贅沢な眺めのオンパレードです。

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出発点に戻ってきました。

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このように天気に恵まれれば最高の景色を提供してくれます。パスまで往復すると18キロ程度。6~7時間のハイクです。

 

表題のA7は私の歩いたコースの整理番号です。詳しくはこちら↓

goldenrocky.hatenablog.com