初めてのオーロラー2008年フェアバンクスその３（いろいろ編）

さてさて、大目標だったオーロラ鑑賞は2勝2敗。最初の２夜は全く見れず、３日目は少し見え、４日目は全天を覆うようなものが体験でき、非常に満足のいくものでありました。ツアーの同行者も最後の日は皆大興奮。今回は見れないんじゃないかといった不安も杞憂に終わって、皆の口が軽くなり、添乗員さんもほっとしていたのが印象的でした。

で今回は昼間は何していたのかということについて少し書きます。

 市内観光

まず到着日。成田＝フェアバンクスは大圏航路のおかげで同日つまり元旦の午前中に到着。ホテルのチェックイン時間まで、ツアー名物「市内観光」がありました。搭乗の疲れが残って大変かもという事前の予想とは別に、極地に近い分太陽の高度が低く、一面の雪景色が幻想的で意外と疲れは出てくることはなく、市内観光も楽しめました。

ゴールデンハートプラザというところにある銅像です。

アラスカと言えば石油。その石油を港まで送るパイプライン見学、っつうのも初めて。確かに日本にいたらパイプラインって見ないですからね。じゃあ中東行けば見れるかっていうとそうでもないような気もします。ということで貴重な体験。

アラスカ大学の博物館。ここにはいろんな展示物、特にアラスカに生息する野生動物のはく製なんか迫力もあって飽きさせません。

ホテルは最初はフェアバンクス市内のプリンセス・リバーサイド・ロッジ。日中には近くのスーパーマーケットまでの送迎バスも出ていて快適でした。

 アラスカの地ビール

で、食事の後は部屋で晩酌。

地ビールです。

フェアバンクスでは「Silver Gulch」という地ビールが大変ポピュラー。先ほどの送迎バスに乗って購入し、部屋のバケツで冷やして味わいます。

今回はアイスマシンの氷ではなく、（面倒くさかったので）ホテルのゲートの前から雪をすくってきてそいつで冷やしました。

味は北米ということで、スッキリ目。日本ほど苦くはありません。

こっちは、ちゃんと氷で冷やしたやつ。

冷蔵庫のないホテルでも、部屋には氷を入れるバケツとアイスマシーン（製氷機）は必ずといっていいほどありますので、買ってきたビールを冷やすことができます。

 チナ・ホットスプリングス

後の２泊はフェアバンクス郊外のチナ・ホットスプリングスで２泊。

ここはオーロラ鑑賞がなくてもいろいろ楽しめてしまいます。

メインは名前にもある通り、ホットスプリングス＝温泉です。

日本とは違って水着着用で入るのは北米仕様。この温泉（プール）、なかなか広く、大変くつろげます。但し、更衣室からプールまで少し外気の中

を歩かないといけないのが最大の難所。マイナス何度の世界ですので大変です。走ろうにも下が凍ってたりするんで転ばないように注意が必要。でもたどり着いたお湯がもう幸福感半端ない世界でした。

外から見ると湯気がたちこめてます。

 犬ぞり（序章）

でもって、このオーロラツアーの日程を整理すると（夜はオーロラ鑑賞なので省略）、

（初日）到着→市内観光　

（２日目）犬ぞり＠フェアバンクス

（３日目）チナホットスプリングスまでの移動

（４日目）犬ぞり＠チナホットスプリングス

（５日目）帰国のため出発

ということになります。

そうです、犬ぞりのオプショナルツアーを２回入れました。どちらも自分では操縦することはなく、ただそりに乗ってるだけなのですが、これはこれでなかなか楽しい。

かわいい犬たちとの触れ合いもハッピータイムでした。

犬ぞりについてはまたどこかで書こうと思います。

ここでは、犬好きなら是非オーロラ鑑賞の日中のアクティビティとして参加してみてはいかがでしょうか。

ちなみに５日目、当然４日目の深夜オーロラを見て大興奮のうちに部屋に戻ったのが確か３時ごろ。集合も早朝だったので、完徹になってしまいましたが、楽しく過ごせた充実感のまま帰国の途についたのでありました。帰りの便もさすが直行チャーター便、昼過ぎに成田に到着。（しかしこんな滑走路で飛ぶんですね、飛行機。）

当ブログではカナダ推し、ANA推しではありますが、フェアバンクス直行便、あなどれません。