北海道出張中に大地震、昨日ANAで無事帰還ー妻の話ですが
このたびの台風21号、および平成30年北海道胆振東部地震で被災された方々へお見舞いを申し上げます。
ということで、SPGの統合がなんじゃ、とかポイントがどうの、と言っている日本人の何と多いことか(NHK森田美由紀アナ風に)。はい、私もでした。
のんきな記事をアップして就寝していた6日木曜日未明、枕元で充電してたスマホがビービー鳴ってるのに起こされ、見てみると月曜から北海道に行っている妻から地震を知らせるLINEでした。
幸い妻の会社の施設が非常用電源も備えていたため、そこで寝泊まりもでき、食料や飲料水も備えられていたことから、生活面での不自由はそれほどなかったようです。でも電気の節約からテレビ等は見ず、ただスマホの充電はできたので連絡が途絶えることがなかったのはよかったです。
無事土曜日に帰還するまでのANAの便をどのように手配したのか、を記載したいと思います。
最初は翌日に
当初は6日の夜に帰京する予定でしたが、その日は新千歳空港は全面閉鎖。
現地でスマホからANAのHPを閲覧しようとしても動作が遅かったらしく、そこから私が妻に代わって東京からPCでオペレーションを開始しました。
妻の抑えていたのは通常は変更不可能な特割のチケット。しかし、このような災害時、悪天候の時もそうですが、無料で払い戻しや他の便への振替、つまり変更が可能です。ここではまずこのチケットを払い戻し、新たに「片道運賃」で予約し購入しました。会社が出してくれますし、こういう時は変更を何回も重ねることが想定されるため通常でも自由自在に変更できるものにしました。
それで翌日7日の便を予約。まあ1日たてば空港も交通機関も復旧するだろうという思いからです。
7日もアウト
しかし今回、ご存じのように全道で停電したため、7日の日は新千歳空港が再開し飛び出したのは午後から。空港へのアクセスも午後から快速エアポートのみというものでした。実は妻の会社の拠点は札幌ではなく、空港へアクセスするためには在来線を使わないといけないところだったので、この日に帰るという選択肢は事実上ありませんでした。よって前日確保したこの日の東京行きは翌日、つまり8日土曜日に変更。あまり朝早く出る便はJR等の回復具合が不明だったため13時30分の便にしました。
8日当日
この日は朝から快速エアポートが動くと言うことで会社の人の好意でその停車駅まで車で送って貰うことができ、早めに空港に行った方がよいということでなんと空港到着が9時! 早すぎる~!
妻曰く、早く着いたらラウンジで寝ようということだったのですが、なんと新千歳空港のラウンジは使用不可! 節電するためでしょうか。
空港内は人が多く、エアコンも節電で切っていたため結構蒸していたようで、ここで4時間半はかなりつらいことです。できるだけ早い便に変更する、これがこの日の私のミッション!
ちなみにこの日のプレミアムクラス、食事が出せないという状態だったそうです。ま、北海道の食品工場が操業できないから考えてみれば仕方のないことです。
そこからの東京でのオペレーション、頑張りました。
再開2日目ということでANAのHPにアクセスしても「満席」の便ばかり。
しかしここで諦めてはいけません。
1分ごとにアクセスしていくと便によっては空きが出てきます。これを繰り返すこと20分余。10分ぐらいで11時30分の便に空きが出てきて、20分たったぐらいでは10時30分の便に変更することができました!
これホントアクセスする度に面白いように空席状況が変わります。満席だからといっても最後まで粘るのが肝心、特にこういった非常時には予定してた行動を取れない人も出てくるのでこういうことになるのではないかと思います。これは今後の教訓として役に立つのではないでしょうか。
ただし、今回は1人の変更だったのでやりやすかったとは言えるでしょう。さすがに複数人の空きが出ることはなくはなかったけど、回数的には少なかったと思います。
まあとにかく無事に帰ってくれて良かったです。