週末プチトリップ帯広①ー動物園とばんえい競馬
今回の小旅行は、北海道十勝地方、帯広です。
妻の出張に合わせて、土日で行ってきました。
十勝帯広へ
羽田から帯広へはANA運航の便はなく、「北海道の翼」AIR DO運航です。
共同運航便なのでANA便名もちゃんとありますからANAから予約購入すればマイルやPPはちゃんと付与されます。
羽田は沖止めだったので、優先搭乗とかはあまり意味をなしません。
6時55分発の早朝便だったにもかかわらず、ほぼ満席でした。1日3往復しかないからなあ。
帯広空港にはほぼ時間通り到着。
飛行機を出るとゲートには、NHK連続テレビ小説「なつぞら」のポスターが。
そうでしたそうでした。
今が旬の土地でしたね。
この後街中がこの「なつぞら」押しであっちこっちにポスターや主題歌が。
その割には観光客はそんなに多くなかったような気がします。シーズンは夏を迎えるこれからといったところでしょうか。
しかし帯広、寒い。(気温10℃)
帯広空港から市内へは、バスを利用。バスは2種類出ていて、帯広駅行もの市内ホテル行のものがあります。
私は市内ホテル行に乗車したのですが、何と乗客は私一人。なんか申し訳ないという思いとともにバス会社大丈夫か、の思いが頭をよぎりました。
ちなみに帰りも利用しましたが、その時の乗客は私たちを含め5人でした。
動物園
着いたはいいけど午前中は何しようか。
地図を見ると駅の南側に帯広動物園があります。宿泊予定のホテルからもそう離れていないことから、荷物を置きがてら歩いていきました。
緑豊か。
大きな公園の中に動物園があります。
さあ着きました。30分ぐらいでしょうか。
帯広動物園は帯広市営で入場料は大人420円。
動物以外にも観覧車など昔風の遊園地みたいな乗り物もあります。
肝心の動物はというと、北海道にある大人気の動物園のような仕掛けはないですが、一通りの動物がまあこれも昔ながらのほったらかし状態で観察できます。
逆にのんびりしていい感じ。
キリン、象、シマウマ、羊、うさぎ、サルなどから、ライオン、虎、ホッキョクグマまで。
アメリカンバイソンなんかもいて少しびっくりしました。
人も少ないし(これまた大丈夫か?)、久しぶりに見た動物も多く、楽しむことができましたよ。
写真少なくてすいません。
時間つぶしの「なつぞら」展
お昼は帯広のソウルフードを食べると決めていたので(記事別途)、お店のある駅まで戻ります。
昼食後、時間があったので駅ビルの2階にあった観光案内所を訪れると、「なつぞら」展が開催中。
台本やら実際に使用した衣装、小道具も飾られてました。
お土産グッズもありましたよ。
「なつぞら」ファンには結構感涙ものかも。
残念ながら私は見ておりませんので。
本命の帯広競馬場
さてさて午後は以前から是非行ってみたかった、帯広競馬場へ。
もちろんJRAの中央競馬ではありません。さらに通常のサラブレットが走る競馬でもないのがここ帯広。
1トン近くの輓馬(ばんば)と呼ばれる馬たちが600キロ以上の橇を曳いて速さを競う、ばんえい(輓曳)競馬です。
日本ではここだけ。いや、世界でもここだけです。
以前は帯広以外でも開催されていたようですが、経営が厳しく今は帯広を残すばかり。ただ最近の売り上げは結構頑張っていると聞きました。
この帯広競馬場までは、駅からバス、というアクセスなのですが、このバスが土日は1時間に1本というダイヤ。
待つのも面倒くさいので、ここも徒歩で向かいましたよ。
だいたい20分ぐらいで到着できました。
来てみると、地方競馬場特有のなんだか薄暗いムードは全くなく、結構明るい雰囲気でした。
設備や建物はそれなりに年代を感じさせるんですけどね。
来ているお客さんも若い人も多く、家族連れも結構いました。もちろん観光客もそれなりに。
お土産ショップも数件あります。
子供も楽しめるコーナーも。
マスコット馬の「リッキー」(宣伝活動のため日本各地を巡っているそうです)。
いよいよレース!
パドックでは普通に騎手が乗ってます。馬でかい!
各馬ゲートイン!
重い橇を引きながら競います。ただ走り(歩き)続けるのではなく、時折止まって休むことも重要。ここも騎手の腕の見せ所です。
迫力満点のレースがすぐ近くで見ることができます。
この第二障害は高さが1.6メートル。ここをいかに越えていくか最大の見せ所になります。
ただこの競馬場、ターフビジョンみたいなのものがないので、ゴール前まで追っかけてしっかり見ないと何が勝ったかがよくわからないということも。
この競馬場、レースだけではなくて「とかちむら」という商業施設もありますので、それなりに楽しめますよ。ここでは野菜等の産直商品やレストラン等が入ってます。