ANAマイル国際特典航空券での裏技(もはや定石)が使えない目的地はあそこだけ?
熾烈な競争下にあるANA国際線でマイルを特典航空券に交換するための裏技、いやもはや定石となっている方法といえば、
- 往路出発日の355日前の午前9時に
- 往路の予約を確保した上で同日の帰路便まで予約(もしくはキャンセル待ち)し
- 帰路便の出発日355日前の午前9時に変更をかける
というのはもうお馴染みですね。
この方法、ANA便が1日に何本も運行しているホノルル路線等については、現地到着時間と現地出発時間が比較的離れている便もあるので予約は問題なくできます。
ANA便は1日1本しかなく、同日に現地発の便を取ろうとした場合、到着時間と出発時間が近すぎて予約できないという問題がある(のではないか)と私は思ってきました。
実際私がよく使うバンクーバー便は、到着時間と出発時間の差が1時間25分しかなく、これによって特典航空券の定石である同日予約ができない、という結果になります。
到着が13時50分で出発が15時15分。
この記事に書いた通り。
実際バンクーバーに到着して入国審査を受け税関を抜けて再度チェックインし搭乗しようとするとこの1時間25分では難しいと思われます。
なのでこの結果にはある意味納得していたのですが。。。
この前行ったパース。
こちらも到着時間と出発時間との差が1時間25分ということでバンクーバー便と同じです。
ところがこのパース、同日予約ができるんですよ!
実際私もやってみました(予約しました)ので間違いありません。
予約画面では、左のタブの「往復」ではなく、右のタブの「複数都市・クラス混在」の画面から入力するのがポイント。(「往復」で検索するとエラーになります。)
検索をかけて進んでいくと、
ちゃんとこの画面が出て、そのあと予約・発券まで進むことができます。この場合はキャンセル待ちですけど。
(支払額も高いですけどね。)
バンクーバー便では以下の画面が出てこの先に進めません。
うーむ。
この差がどうしてできたのか、よく分かりません。
ちなみにANA便(1往復のみ就航地)で、到着時間と出発時間が接近しているところは
意外に少なく、1時間45分離れてるサンフランシスコや1時間35分離れているムンバイも無事(?)予約できそうです。
調べてみると、見つけました。
厦門(アモイ)便。
これ、到着と出発との時間差がわずか1時間です。
これで同日便予約を試みました。
すると、
何と予約できそうです!
何とも摩訶不思議なこの結果、理由があるものなのか、はたまた制御をかけ忘れているのか、よくわかりません。
今のところの結論としては、
国際特典航空券予約の裏技(定石)はバンクーバー便を除いて利用可能
ってことですかね。