何ともビックリなエレベーター操作ーハイアットリージェンシー・バンクーバー
今日は今回の旅行で最終日の夜、すなわち帰国前夜に宿泊したハイアットリージェンシー・バンクーバーのエレベーターの話です。
ハイアットリージェンシー・バンクーバーは、バンクーバーダウンタウンのバラード通り沿いにあるホテルで、まさにダウンタウンの中心にあります。スカイトレインの駅からも近く、ショッピング街やカナダプレイスにもアクセスがよい大変便利な場所にあります。昔参加したJTBの日帰りツアーの待ち合わせ場所もこのホテルのロビーでした。
BC州内陸部の自然豊かな場所で1週間過ごした最後の夜は、アーバンな雰囲気を味わい旅の名残を惜しみつつ過ごしたいってやつです。(予約時にちょっとやらかした感じのことをしてしまいましたがそれはまた別途。)
このホテルのエレベーターのお話。
写真にもあるように34階までフロアのある高層ビルのため、当然エレベーターは何基か(正確には5基)あります。
普通は、エレベータの脇にある△なボタンを押してエレベーターが来るのを待ち、やってきたエレベーターに乗ってドアの脇にあるボタンの中から行きたいフロアを押す、という行動になります。これ、皆さん普通にやってますよね。
ところがここは違います。
まずは、
エレベーター乗り場の脇に設置されている画面で、行きたいフロアを検索します。
初期画面は上の写真のような画面で、ロビーや2階、3階、4階、34階(ミーティングルームがあるらしい)に行きたい時はそのパネルを押し、客室に行きたい場合は上から2番目の「GUEST FLOORS」のパネルを押します。
そうすると、、
客室のあるフロアの数字が出て来ますので、行きたい階の数字を押します。(この場合27階)
すると、
ピンぼけで恐縮ですが、5つのエレベーターの中から乗るべきハコが指定されるという仕組みになっているのです。
この場合はA~Eまでのうち、一番手前のEというエレベータに乗れ、ということ。
乗ってみると、
エレベーター内のパネルに行くべき階数の数字が表示されています。
でもってこのエレベーターには、普通あるべきものがありません。
よく観てください。
ドアの開閉のボタンはあるものの、他はなんと見事なのっぺらぼう。
そうなんです。エレベーターに乗ってから止まる階を指定することができないんです。
これの意味するところは、
自分の指定されたエレベーターにしか乗ってはいけない、
乗ってから階数を変更することはできない、
ってことになります。
ましてやエレベーターホールに来てたまたまドアの開いたエレベーターに乗っても自分の行きたい階には行けないってことになります。
究極の駆け込み乗車防止措置。
このくらいのホテルの客は優雅に、落ち着いて、余裕を持ってエレベーターに乗れってことなんでしょーね。
この仕組み、初めてでした。日本にもありますかねー?
チェックイン直後、操作を教えて貰ったので最初から慌てなくてすんだのが何よりでした。
今後同じようなエレベーターに出くわしてももうこれで大丈夫です。