今年のフィギュアスケートGPシリーズカナダ大会開催地Kelownaってどんなとこ?
フィギュアスケートGPシリーズ
気が付けばもう10月も後半。フィギュアスケートシーズンもいよいよ開始となります。
(ってかもう始まってるって)
でもでもこの前まで暑かったし、台風も来たし、ジャイアンツも日本シリーズ出るし、
何よりもラグビーW杯で燃え上がっちゃってますからなかなかそういう実感は湧いてきません。
それらが一段落すればフィギュア!って乗りになると思うのですが。
今シーズンはロシアの4回転ガールズ等の話題があるものの三原舞依選手の体調不良は残念でなりません。
ところで、年末に向けての注目はグランプリシリーズということになります。
でもって今年カナダ大会は、ブリティッシュコロンビア州の都市Kelownaで開催されます。(10月25~27日)
しかも日本からは金メダリスト羽生結弦選手、女子期待の星紀平梨花選手の両エースがするとあって日本からも多くのファンが観戦に訪れるのではないでしょうか。
じゃあ、このKelownaってどんな街?
はっきり言って、いい街です!
はい、私は2016年から4年連続でこの地を訪れています。
しかも2015年なんか3回も!
この年はGWのバンクーバーマラソンの帰りに寄り、夏の旅行で訪問、秋にはkelownaで開催されるオカナガンマラソンを走りました。
実をいうとあんまり日本では知られていませんね。
ブリティッシュコロンビア州いえばバンクーバーやビクトリア、カナディアンロッキー側にある国立公園(ヨーホー、クートニー)などが知られています。
Kelownaはバンクーバーとカナディアンロッキーのちょうど中間あたり、オカナガン地方という場所にあります。
このオカナガン地方、オカナガン湖という南北に細長い湖に面した地方で、カナダにしては雨や降雪も少なく温暖で比較的過ごしやすい地域。
特に夏は乾燥し気温も上がるので、ブドウをはじめとした各種フルーツの産地としても有名です。
アクセスはバンクーバーから飛行機で1時間。郊外にあるKelowna空港に到着です。3レターコードはYLW。(車でも5時間ぐらいで行けますが今回のツアーはおそらく飛行機で来られるんでしょう。) カルガリーからも1時間のフライトです。
しかしこのKelowna空港、こんじまりして味わいのある空港なんですが、何といってもダウンタウンに出るための公共の交通機関というものがありません。(一応市バスを乗り継げば行けることになってますがおよそ空港の利用客を念頭においていないのでほとんど使えません。)
これが空港のバスの時刻表(2年前のものです)。平日は1時間に1本~2本。土曜は1日2本。日曜に至っては運休となっています。
事程左様に車での移動を前提としています。
なので旅行者はダウンタウンに出るには、レンタカー、タクシーを利用するか宿泊予定のホテルが提携しているシャトルバスを使うしかありません。
(スケートのツアーはおそらくツアーバスがあるのでしょうから安心かな。)
そしてダウンタウン
会場のProspera Placeはダウンタウン、街の中心部からは少し北側にあります。中心部からは歩いて行けます。
近くにDeltaホテルという高級ホテルがあってここからは目と鼻の先。
ただこの他に街の中心部にあるホテルは少なく、多くはダウンタウンから少し離れたHarveyという大きな通りに面したところにあります。こういうところからは歩いてダウンタウンに行くのはほとんど無理。スケートのツアーもホテルからツアー用のバスが運行されるみたいですね。
だいたいこのHarveyっていう通りも歩行者用には作られていません(別名オカナガンハイウェイ)。歩いてみると車社会ということを痛感できます。
肝心のダウンタウンは、Harveyの北にあるBernardという通り沿いオカナガン湖から数ブロックという狭い範囲にあります。
ここら辺にカフェや飲食店、いろいろなお店(といってもそんなにあるわけではない)が集中しています。
じゃあこんな観光客にとって不便(失礼)なKelownaの魅力は?
もうズバリ言って、オカナガン湖とワイナリーです。
オカナガン湖、Kelownaのシンボルとなってる湖で、風光明媚。夏はマリンレジャーでにぎわいます。斜面に広がるブドウ畑や森、砂漠、それらを照らす太陽の陽の光の変化。
そしてこの湖には、ネッシーならぬ伝説の怪獣「オゴポゴOgopogo」もKelownaの象徴として有名です。
オカナガン湖の湖畔には公園や遊歩道が整備されていて、朝や夕刻の散歩に最適です。
カナダ有数のワイン産地
そしてこの地にはなんといっても200を超えるワイナリーが存在。これも日本ではあまり知られていませんが、カナダワイン、非常に美味しいです。
カナダでのワインの産地というと東のナイアガラオンザレイクかここオカナガン。
しかしワイナリーの規模が大きくなく、ほとんど国内で消費されるため日本にはほとんど輸入しれておらずその実力が評価されていない、そんな存在なのです。
ただこのワイナリーもブドウ畑のある郊外にありますので、行きにくいのも事実。行けば数ドル程度でテイスティングができます。多くの場合、ワインを購入すれば無料となります。
そうはいってもワイナリーに直接行く時間や足の問題もあるでしょう。
そういう場合はレストランに行って是非カナダのオカナガンワインを注文して味わうこともできますので、ぜひ。
Kelownaに来て現地産のワインを飲まないなんていうもったいないことはしないでくださいね。
他にもKelownaにはブリューワリーやスピリッツ(リキュール)を生産してテイスティングや購入できるところもありますのでお酒好きにはおすすめです。
Kelownaに行かれる方がどれくらい読んでくれるかわかりませんが、行ったらスケート以外にもKelowna楽しんでくださいね。
ただし、この季節はだいぶ寒くなっていると思われますので、服装には気を付けてください。
では!