2020ユーコンオーロラチャレンジ!その2-温泉編、Liard River Hotspringsを堪能
ホワイトホース市内で一泊の後はいつものロッジではなく、温泉に向かいます。
現地在住の友人が連れて行ってくれました。
向かう先はブリティッシュコロンビア州のリアードホットスプリングス(Liard River Hotsprings)というところで、ホワイトホースからは何と片道650キロ。
東京からだと姫路ぐらいまでの距離です。
日帰りだと厳しいので途中のワトソンレイクという街で2泊する行程。
あまり観光客、特に日本からは行けない場所です。
webで検索してみると、夏場アラスカから南下してくるサイクリスト達はここを通過するのでキャンプと合わせて温泉を楽しんでるようです。
夏はとにかく人気のキャンプ場だそうで、すぐに一杯になるとのこと。
ワトソンレイクで1泊した後、温泉に向かってドライブ。
道中はこんな雪に覆われた森の横を通ります。
時折、茶色い大きな動物と遭遇。
バイソンです。もちろん野生。
雪の下の埋もれている草を食べてるみたい。
角があるやつも。
そうこうしているうちに目的地到着。
ワトソンレイクからは2時間半ぐらい。
駐車場に車を止めて温泉までしばしボードウォークを進みます。
湿地帯も水の温度が高いと思われ凍っていません。
更衣所です。
男女別に分かれていますが中は暖房なんてありません。
気温は現地にしては温度高めとはいえ、マイナス13℃。
水着に着替えるのにかなり勇気がいる寒さ。
この建物から温泉までの数メートルがとにく寒い。
でも温泉に入ってしまえばこっちのもの。
まさに極楽。
カナダの温泉と言えば、水着着用(ここもだけど)はいいとして、あとは完全にプールといった趣き。
コンクリートで固められ、お湯はお湯なんですけどぬるめで塩素の香りプンプンというのが定番。カナダの法律でそうしなければならないと決まってるそうです。
ところがこのリアードホットスプリングス、どういうわけか塩素の香りが全くしません。むしろ硫黄のにおいがほんわりと。本格的なかけ流し。
コンクリートもほとんどなく、地面もコンクリートではなく砂地となってます。
でもって景色も雪と氷に覆われた木々。風情抜群。
お湯の温度も場所によってぬるい所や源泉が流れ込んでくるところはかなり高温となっていて、熱い風呂好きの日本人も大満足です。
カナダNO.1温泉という評判も頷けます。
たっぷり1時間半(空気は冷たいのでいくらでも入っていられます)お湯に浸かって温泉を後にします。
帰路ではまたもバイソン。
群れでいらっしゃいました。
ワトソンレイクで泊ったのは、Stampeter's B&Bという宿。
2部屋しかありませんが、それぞれが独立したキャビンになっていて今回は私たちで貸し切りとなりました。
オーナーも話好きで、たいへんお勧めです。
ワトソンレイク、何もありませんけど。
唯一有名なのが、サインポストフォレストという地名標識の森。
でも冬場は通路がメンテされておらず雪深くて歩きにくい。
日本の地名を探そうとするも早々に退散です。
ホワイトホースへの帰り道にはカリブーと遭遇。
途中のテスリンという街(村?)ではスピード違反する車が多いのかパトカーの形をした板が道路際に。
観光客には効果があるのかもしれません。