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遙かCANADAをANAで参る

ANA(全日空)やCANADA旅行などについてゆるりと綴ります

カナダ入国手続の変更ー専用端末Kioskの導入 本当に混雑緩和になるのか?

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しばらくプライベートでバタバタしていてブログの更新が滞っていました。毎日のように書いてる方も多数いらっしゃいますが、それがものすごく大変なことをあらためて感じた次第です。昔日記をつけましょうとか学校でやってた際三日坊主で終わること数知れずの実績がここでもいかんなく発揮です。情けない。

そうこうしているうちにカナダ入国の手続き面で変更があるようです。バンクーバーの日本総領事館からも日本語で発表されました。

カナダ入国手続の変更(専用端末Kioskの導入) : 在バンクーバー日本国総領事館

昨年はカナダでも航空機を利用しての入国に際し、eTAという電子渡航認証を事前に申請しておくことが必要になりました。それに引き続き今回はいくつかの空港において入国する際、税関申告書の作成・提出に代わり、専用端末による申請ができるというものです。総領事館の記述はさすがにわかりやすいので、引用しておきましょう。

 カナダ入国管理局は、バンクーバー国際空港をはじめとするカナダ国内主要空港における入国手続を変更しました。

  これまでは、機内などで配布される税関申告書を作成、提出していましたが、今後は、空港内に設置された専用端末(Kiosk)を利用し、(1)パスポートをスキャン、(2)顔写真を撮影、(3)画面上の税関申告書に入力、(4)印刷された申告書を係官に提出という流れになります。

  なお、この入国手続は、既にカナダ旅券所持者及び永住権(PR)所持者を対象にサービスを開始しています。順次、上記以外の観光・留学・就労目的でのカナダ滞在者の方対象に開始する予定です。

 

<カナダ旅券所持者及び永住権(PR)所持者の方>

  申告手続の時間を短縮したい場合、事前にCanBorder-eDeclaration をダウンロードし、事前に必要事項を入力して申告すれば、空港内のKioskでスキャンできるQRコードが発行されます。

 

  詳しくは、カナダ入国管理局ホームページをご覧ください。

カナダ出入国管理局

http://www.cbsa-asfc.gc.ca/travel-voyage/abc-cfa-eng.html

 

 CanBorder-eDeclaration

http://cbsa-asfc.gc.ca/new-neuf/app-eng.html

なるほど、ということでリンク先のカナダ入国管理局のページを見てみると、もっと内容が詳しく(英語ですが)書かれています。そこにはまずこの端末利用の特徴として、安全安心迅速、無料、混雑緩和とか書いてあって、ホントか?と思っちゃいます。特に迅速で混雑緩和になるのかというところは実際の利用を見てみないとなんとも言えないのでは。利用言語はおそらく英語とフランス語だけでしょうから、それ以外の言語しかわからない人にとっては時間がかかっちゃうんじゃないかという疑問が湧いてきます。

 それより気になるのは、利用対象者のところ。カナダ総領事館では、「既にカナダ旅券所持者及び永住権(PR)所持者を対象にサービスを開始しています。順次、上記以外の観光・留学・就労目的でのカナダ滞在者の方対象に開始する予定」とあります。このカナダ入国管理局では、カナダ旅券保持者及び永住権所持者に加えてアメリカ旅券保持者も対象です。その一方でそれ以外の人たち(旅行者など)については一切触れられていません。ま、今は旅行者は使えないんだなと思うのが普通でしょう。ところがおっとどっこい、そのページからリンクされているPrimary Inspection Kiosksというページを見てみます。

すると、対象者としては、「Most travellers arriving in Canada by air, including returning residents and foreign nationals.」とあり、外国籍の人も使えるような記述になっています。ここで日本領事館のように、今は使えないけど将来は使えるみたいな注釈がしてあればいいんですが、それも見当たりません。日本領事館は個別に問い合わせて記述してくれたのでしょうか。 

利用可能空港についても矛盾した記述となっています。最初のページでは、モントリオールトロントカルガリー。Primary Inspection Kiosksのページでは、オタワ、バンクーバー、そしてトロントはカミングスーンです。

一体どういうことなのでしょうか?

ひょっとしたら、カナダ&アメリカの人が使える端末はモントリオールトロントカルガリーで、外国人も使える端末はオタワ、バンクバー、トロントなんですかね? 正直謎だらけです。日本の企業でウェブページにこんな記述をしたら大変なことになると思うんですが、これもカナダらしいと言ってしまえばカナダらしいところです。なにしろくだんのeTAにしても必須といいながら半年以上申請しなくてもいいよという猶予期間が設けられた前例もあります。バンクーバーの市内交通システムのCompass Card導入にもえらい時間がかかったというのも記憶に新しいところ。安定運営までにはしばらく時間がかかるのではと予想されます。

 

ちなみにPrimary Inspection Kiosksのページには下の方にFAQとしていくつか載っており、今までの紙による申請もOKみたいなので、結局当分はこっちになるんだと思います。なお、端末を利用するにあたっては、事前にスマホにアプリをダウンロードしてQRコードを発行しておけば端末にかざすだけでよいというサービスになっているようで、これがみんなに普及すればスピードアップになるのかもしれません。

とりあえず今度行くときにはこれを準備しておこうと思っています。