遙かCANADAをANAで参る

ANA(全日空)やCANADA旅行などについてゆるりと綴ります

やっぱり大混雑だったラウンジ

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今年の夏のカナダ旅行、往復ともにANAのバンクーバー便に搭乗しました。実は夏の旅行で往復ともにANAを利用するのは初めてのことです。

お盆休みのこの時期、当然飛行機、空港ともに混雑していて今までとは少し違う搭乗前となりました。まずは24時間前のオンラインチェックインでその時点でプレミアムエコノミーに空席があれば無料でアップグレードできるプラチナ会員のステータスなのですが、あえなく撃沈。

そして最大の驚きは空港のラウンジでした。

通常は普通のANAラウンジを利用しますが、夏の旅行だけは自分へのご褒美も兼ねてヤフオクでSUITEラウンジ利用券を落札してSUITEラウンジを使うことにしています。ご存じの方も多いと思いますが、SUITEラウンジは基本はダイヤモンド会員だけ(もちろん利用券での入場もありますが)が利用できるもので、座席の配置もゆったりとしていて、食べ物や飲み物のメニューも通常のラウンジよりグレードアップしています。通常のラウンジにないオードブルみたいなものがあったり、ウイスキーなんて響17年ですよ!

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アルコールコーナーでは子供のお客様向けに紙コップとストローのサービスもある旨が!(なんかおかしくないか?)

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そして特に羽田空港では深夜便利用のお客様向けにダイニングh(アッシュ)という、シェフが用意したメインメニューを味わえるサービスがあることも有名です。

f:id:goldenrocky:20170823201156j:plain(かつて食べたダイニングh)

 

ってなことでこの繁忙期、ラウンジに入ろうとしたら受付の人から「本日は大変混み合っていまして本来のサービスが提供できかねることも想定されますがそれでもラウンジ利用券ご利用になりますか?」という一言がありました。こちらのことを考えてのお断りかと思う反面、この忙しいのにダイヤモンド以外の人が使ってくれるな言い方にも聞こえたりしますが、まあ善意にとらえて、しかしここで使う以外に使う場面はないのでそのまま入りました。

 

入場すると普通、入って左側のゆったりとした座席が多い方に陣取るのが常。でも今回そこは満席と言われ、入って右側の方に着席。入場したのは19時15分ごろだったと思いますが、まだその時間にはちゃんとした座席はそこそこ空いておりました。ダイニングhの方を見てみると、なんとそこには長蛇の行列が(笑)。オープンが19時30分なので、時間前から人が大勢(といっても30人ぐらい?)並んでいるのです。こりゃ無理だと即座にあきらめました。これではオープン時での着席はまず不可能。その後の空き席まで時間がかかるだろうということでイライラしたくなかったという気持ちでした。その代りまあ搭乗までゆっくりオードブルやヌードルバーでお腹をみたせばよいなと。これはこれで機内食に比べればかなり美味しいです。

それではシャワーでも浴びようと受付へ。シャワー自体は実は家を出る直前に浴びてきてるので浴びなくとも大丈夫ではあるのですが、SUITEラウンジでのシャワーにはボディシャンプーやシャンプー等のアメニティがもらえるのでこれが旅行中には重宝するのでこれ目的です。ところが「今10人待ちの状態でお客様の搭乗には間に合わない可能性大です」と言われてしまいました。う~んこんなことは初めて。SUITEラウンジのシャワーブースは4つしかなく、一人の人が利用する度にスタッフが掃除に入るので時間がかかってしまうのでしょう。ちなみに通常のラウンジにはシャワーブースは7つあります。一応トライしてみますということでお願いしたら、こんなものを渡されました。

 

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おーっと、これはフードコートの食べ物を待ってるときのやつじゃん。結局搭乗時間までこの機械が鳴ることはありませんでした。返却するときに聞いたらあと2人というところまでだったらしいです(笑)

 そうはいってもラウンジのお酒と食べ物で胃を満たしながらくつろいでいると、21時に近づくにつれみるみるうちに利用者が増えていきます。そして私たちが座っている右側のコーナーもカウンター席を除くと満席になっていたのでした。ビックリ。

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 繁忙期のANAラウンジ、SUITEと言えども甘く見てはいけません。

 

そして帰りのバンクーバー空港。ここはANA専用のラウンジはないので、他の航空会社と一緒のプラサプレミアムラウンジというところを利用します。ANAのラウンジと比較するのはかわいそうですが、一応一通りのお酒と軽食(味は当たり外れあり。シューマイが美味しいけど今回は置いてありませんでした)が楽しめます。ところが今回、帰国のピークであることに加え、北京と上海行きの便が3時間遅れということも相まって、なんと座るところがない!状態でした。せっかくラウンジ入ってもこれじゃあねえ。どうにかこうにかなんとか短時間で空き席をゲット(立ち去りそうなお客様のところに素早く移動するため飲み物を手にうろうろしました)できたので最悪とはなりませんでしたが。時間がたつにつれ徐々に混雑ははけていきました。

行きも帰りも搭乗前のラウンジが大混雑という今回。ピーク時に合わせて設備をうってるわけではないので仕方のないことですが、まあ今回はいい経験ということにしたいと思います。