ANA A380ハワイ便、プレエコのトイレは大丈夫なのだろうか?
年末年始は恒例になったカナダでのオーロラチャレンジ。
帰国して時差ボケの中仕事が始まりようやく木曜日。ブログの更新は長い休暇となってしまいました。
そうこうしているうちに本日、ANAが勝負に出たハワイ路線A380-800、フライングホヌのマイル特典予約が開始となりました。
7月上旬まではエコノミー、プレエコに空きがある限りマイルで予約できるという大盤振る舞い。
ANAのマイルは取りにくいとか、ハワイ便はほぼ絶望といった風評を断ち切らんとする意気込みが感じられます。
しかし、フライングホヌの弱点も知らずに「やれファーストクラスが取れた」(最初はマイラーばかり搭乗?)とか「エコノミーは9席も開放されているんだよ」とか言ってる日本人の何と多いことか。(森田美由紀風)
でも○コちゃんは知っています。
この座席配置を見る限り。。。
プレミアムエコノミーのトイレが少なすぎやしないか?
今発表になってる座席配置はこう。
ファーストクラス:8席
ビジネスクラス:56席
プレミアムエコノミー:73席
エコノミー:383席
合計520席です。
それぞれのエリアに割り当てられたトイレ数を見てみると、
ファーストクラス:2
ビジネスクラス:3
プレミアムエコノミー:1
エコノミー:8
1トイレあたりの座席数を算出すると、
ファーストクラス:4
ビジネスクラス:18.6
プレミアムエコノミー:73
エコノミー:47.9
プレミアムエコノミーエリアのトイレ、1つしかありません。
プレミアムエコノミーは2階でエコノミーは1階ですから、エコノミーのトイレを利用することはなかなか難しいのではないでしょうか?
ではプレミアムエコノミーの前にあるビジネスクラスエリアのトイレを利用することが容易にできるか?がポイントとなるかもしれません。
ほぼ満席になったとして73席にトイレ1個では長蛇の列になること必至。
これを避けるためにはビジネスクラスエリアのトイレもプレミアムエコノミーの乗客が利用できるようにしなければ大変なことになるのでは?
通常、ビジネスクラスエリアとプレミアムエコノミーエリアの間は鉄のカーテンが下ろされ、これをくぐる心理的抵抗は大きいです。
ビジネスクラスエリアのトイレも利用できたとしてもビジネスクラスの席もそこそこあるので、利用時には待つことが多くなるのでは?(ビジネスクラスの乗客の不満も出てくることがあるかもしれません。)
私は割にトイレが近く、トイレ行きやすいかどうかは搭乗時の快適さに大きく影響するので、こんなことを考えてしまいました。
実際の運用時には杞憂に終わることを期待しています。